

MESSAGE
人のために何かをしてあげられることに
喜びを感じられる人
啓仁会は、「目の前のご利用者様の悩みや苦しみ・不安を自分のこととして共感し、解決を願い、一緒に前向きに生きていけるよう支援する」介護を目指しています。
ご利用者様、ご家族様、職場の仲間に対する思いやりがなければ、行動につなげることはできません。
「人のために何かをしてあげられることに喜びを感じられる」、そんな貴方を待っています。
ご利用者様、ご家族様、職場の仲間に対する思いやりがなければ、行動につなげることはできません。
「人のために何かをしてあげられることに喜びを感じられる」、そんな貴方を待っています。
INTERVIEW 啓仁会グループの先輩社員の声

高校卒業後に入職した
お二人にインタビュー
小川さん(右)
草野さん(左)
いとうの杜勤務
普通科の高校から介護の道へ

お話を伺ったのは介護職員の小川さんと草野さん。
聞けば、お二人とも今年の春に高校を卒業して、4月からいとうの杜で介護士として働き始めたそうです。まず、物静かな中にも、時折見せる笑顔がとてもキュートな小川さんに話を伺いました。
聞けば、お二人とも今年の春に高校を卒業して、4月からいとうの杜で介護士として働き始めたそうです。まず、物静かな中にも、時折見せる笑顔がとてもキュートな小川さんに話を伺いました。

「高校一年生の時に、担任の先生から介護職が向いているのではないかと、言われたことがきっかけです。以来、小川さんは介護の仕事を意識し始めました。いろいろ調べていくうちに、高校三年生の頃にはすでに介護職が憧れの職業になっていました。もちろん、就職先も介護士だけで探しました」

高校生の就職活動は、主に求人票が用いられ、担任の先生(もしくは担当の先生)と相談しながら決めていきます。小川さんの高校も、その手法を取っていました。
「いとうの杜と出会ったのは、求人票があったからです。決め手になったのは、見学に来た時にとても雰囲気が良いと思ったから。利用者様への接し方はもちろん、チーム内での空気が最も良く、私もここで働きたいと感じました」
スタッフ同士、そして何よりも利用者との関係性。温かく包み込むような、いとうの杜ならではの雰囲気に小川さんは魅了されたのでした。
「いとうの杜と出会ったのは、求人票があったからです。決め手になったのは、見学に来た時にとても雰囲気が良いと思ったから。利用者様への接し方はもちろん、チーム内での空気が最も良く、私もここで働きたいと感じました」
スタッフ同士、そして何よりも利用者との関係性。温かく包み込むような、いとうの杜ならではの雰囲気に小川さんは魅了されたのでした。

実際に働き始めてみると、覚えることはたくさんありました。特に小川さんは普通科を卒業したため、介護の技術も知識も、ゼロからのスタート。基本中の基本から習得していくことになったそうです。
「いまも研修中です。先輩たちが付いてひとつずつ教えてくれるので同じ失敗をしないように、きちんとメモして家で復習する日々です。思っていたよりも、肉体的にも精神的にもハードな仕事でしたが、利用者様から『ありがとう』と言われる度にこの仕事を選んでよかったとがんばる気持ちが生まれています」
「いまも研修中です。先輩たちが付いてひとつずつ教えてくれるので同じ失敗をしないように、きちんとメモして家で復習する日々です。思っていたよりも、肉体的にも精神的にもハードな仕事でしたが、利用者様から『ありがとう』と言われる度にこの仕事を選んでよかったとがんばる気持ちが生まれています」

今後の課題は何ですか?と聞くと「より安心してもらえる身体的介護を身に付けたい」と答えてくれた小川さん。研修を重ねて確実にレベルアップをしているものの、できること・分かることが増えていくたびにむしろ、周囲の先輩たちのレベルの差を痛感しているようです。
「一人前を目指すという段階ですから、すべてが課題です。おむつ交換ひとつ取っても、上手な先輩とは雲泥の差。でも、少しずつでも前進していると感じられたときは、うれしいです」
「一人前を目指すという段階ですから、すべてが課題です。おむつ交換ひとつ取っても、上手な先輩とは雲泥の差。でも、少しずつでも前進していると感じられたときは、うれしいです」
成長と共に喜びを感じる日々

いとうの杜を訪問した7月上旬は、すでに研修の終盤戦。がんばりを継続する中で発見したことについて、小川さんに聞いてみました。
「以前から、私には無意識で棒読み口調になってしまう癖がありました。高校生まではひとつの個性として周囲も認識してくれましたが、介護の仕事に就くと話は別です。どうすれば自然な良い笑顔になれるのかを考えて気付いたのは、誰にでも平等にやさしい口調で話しかけることでした」
「以前から、私には無意識で棒読み口調になってしまう癖がありました。高校生まではひとつの個性として周囲も認識してくれましたが、介護の仕事に就くと話は別です。どうすれば自然な良い笑顔になれるのかを考えて気付いたのは、誰にでも平等にやさしい口調で話しかけることでした」

やさしさは、すべての源。心のこもった介護をするために必要ということはもちろん、やさしくあろうとするほどに、知識や経験が必要になります。まさしく、自分が成長するためのタネのようなもの。介護の原点に、小川さんは気付いていました。
まだ就業して間もないからこそ気付くこともあるかもしれないと、介護の仕事をする上で必要な素質について小川さんに質問しました。
「私自身もまだ研修中の身なので、間違えているかもしれませんが…利用者様にやさしくできる人とメンタルが強い人が向いていると思います」
まだ就業して間もないからこそ気付くこともあるかもしれないと、介護の仕事をする上で必要な素質について小川さんに質問しました。
「私自身もまだ研修中の身なので、間違えているかもしれませんが…利用者様にやさしくできる人とメンタルが強い人が向いていると思います」

「ありがとう」という言葉をもらえるということは、逆にお叱りを受けることもあるということ。でも、介護の現場では、そこでくよくよしている時間はありません。
切り替えて、次こそは失敗しないという気の持ち方が大切です。
「現在、感染症や食中毒のことを勉強しています。覚えることが次々と出てきますが、これをきちんとマスターしたら、より良い介護ができるのだと、むしろやりがいになっています」
切り替えて、次こそは失敗しないという気の持ち方が大切です。
「現在、感染症や食中毒のことを勉強しています。覚えることが次々と出てきますが、これをきちんとマスターしたら、より良い介護ができるのだと、むしろやりがいになっています」
学生時代の経験から見えてきた介護への道
続いてお話を伺ったのは、明るく快活な草野さん。
熱海高校の福祉科を卒業して、いとうの杜に就職しました。福祉科卒ということは、中学3年生の頃にはすでに介護などの領域に興味があったということ。
一体、いつどのように介護に興味を持ったのでしょうか。
熱海高校の福祉科を卒業して、いとうの杜に就職しました。福祉科卒ということは、中学3年生の頃にはすでに介護などの領域に興味があったということ。
一体、いつどのように介護に興味を持ったのでしょうか。

「お爺ちゃん子、お婆ちゃん子ということが原点です。祖父母が歳をとって生活が大変になってきたときに、ちゃんと対応できる知識を身につけたい。そう考え、将来は介護士になれる福祉課に進学し、ボランティア部に入って社会人になる準備をしてきました」
中学校や高校で、何かの活動の際には班長になることが多かったという草野さん。クラスに馴染めない同級生のフォローを自然とするなど元から、介護士になる素養が備わっていたようです。
中学校や高校で、何かの活動の際には班長になることが多かったという草野さん。クラスに馴染めない同級生のフォローを自然とするなど元から、介護士になる素養が備わっていたようです。

福祉科のある高校には、介護士の求人票がたくさんくるとのこと。それでは、草野さんはたくさんある就職先からどうしていとうの杜を選んだのでしょうか。
「気になるところはすべて見学をさせてもらい、最終的にふたつの候補に絞り込みました。両方とも、介護士として活躍できそうな環境があり、新人教育にも力を入れているところだったので迷いましたが最終的には、通勤環境が良い、いとうの杜を選びました」
「気になるところはすべて見学をさせてもらい、最終的にふたつの候補に絞り込みました。両方とも、介護士として活躍できそうな環境があり、新人教育にも力を入れているところだったので迷いましたが最終的には、通勤環境が良い、いとうの杜を選びました」

聞けば、もうひとつの候補だった施設は、山の中にあり車での通勤という選択肢しかない場所。もし公共交通機関と徒歩で通勤をすると、時間帯によっては街灯が少なくて危険を感じる通勤路だったそうです。
対して、いとうの杜は地域で一番大きな伊東駅から徒歩数分。公共機関を使った通勤も選ぶことができ、心配事が少なかったというのが理由でした。
対して、いとうの杜は地域で一番大きな伊東駅から徒歩数分。公共機関を使った通勤も選ぶことができ、心配事が少なかったというのが理由でした。

それでは、働き始めて感じたことはどのようなことでしょうか。
「よく介護職は辛くて大変みたいなイメージを持たれますが、それだけが事実ではありません。私は楽しく充実しています。実際に働いてみると、やりたいことがどんどん広がっている状態。最近は、とある認知症のご利用者様が、私のことを次の日も覚えていてくれていることに感動しました」
「よく介護職は辛くて大変みたいなイメージを持たれますが、それだけが事実ではありません。私は楽しく充実しています。実際に働いてみると、やりたいことがどんどん広がっている状態。最近は、とある認知症のご利用者様が、私のことを次の日も覚えていてくれていることに感動しました」
先輩のサポートのもと仕事を楽しめています

クラブ活動や学校からの見学を通して、介護の仕事をずっと見てきた草野さん。就職して気付いたのは、何よりも楽しさだったそうです。それでは仕事をどのように覚えていっているのでしょう。
「まだ先輩の後ろを着いて回っている感じです。気付いたことはメモを取り、家に帰って復習しています。当面の課題は、ご利用者様が『新人さんはイヤだ』と不安がられることをどのようにクリアしていくか。会話を重ね、信頼していただき、介護をさせていただけると、なんとも言えないうれしい気持ちになります」
「まだ先輩の後ろを着いて回っている感じです。気付いたことはメモを取り、家に帰って復習しています。当面の課題は、ご利用者様が『新人さんはイヤだ』と不安がられることをどのようにクリアしていくか。会話を重ね、信頼していただき、介護をさせていただけると、なんとも言えないうれしい気持ちになります」

誰しも最初は新人。先輩たちも、信頼を積み重ねてケアを任せていただけるようになり、今の姿になっているということを草野さんは理解しているようです。そんな草野さんのやりがいは、たくさんの笑顔と出会うこと。この笑顔と出会うために今日があり、明日があるとのことです。
それでは、苦労したことは何でしょうか。
「まだ新人なので、対応の幅が少ないと感じます。たとえば、何度も同じ話をされたり、話が通じなかったりすると頭の中で考えてしまって、会話が途切れてしまうことも。そんな時は先輩がフォローしてくれますが、さすがです。早く私も、そのレベルになりたいです」
それでは、苦労したことは何でしょうか。
「まだ新人なので、対応の幅が少ないと感じます。たとえば、何度も同じ話をされたり、話が通じなかったりすると頭の中で考えてしまって、会話が途切れてしまうことも。そんな時は先輩がフォローしてくれますが、さすがです。早く私も、そのレベルになりたいです」

仕事には慣れてきましたか?と聞くと、「いえ、まだまだです」と照れ笑いをする草野さんですが、どことなく成功体験を積み始めている印象があります。何か仕事をする上で、気付いたことがあるかを尋ねてみました。
「研修を受け始めてしばらくしてから、1日の準備をきちんとすることでその日の学びの量が変わると気付きました。準備して余裕があると、何かあっても対応しやすくなりますし、ご利用者様が何を考えているか察する努力もできます。そのために必要なことは目を見て話すことと、話しかけやすい雰囲気作りをすることが重要ではないかと考えています」
「研修を受け始めてしばらくしてから、1日の準備をきちんとすることでその日の学びの量が変わると気付きました。準備して余裕があると、何かあっても対応しやすくなりますし、ご利用者様が何を考えているか察する努力もできます。そのために必要なことは目を見て話すことと、話しかけやすい雰囲気作りをすることが重要ではないかと考えています」
人間関係がよく互いに支えあう職場です

些細な気配りができるようになりたいと願う草野さんは自らで成長のヒントを得て、実践していく中でしっかりと介護士への道を歩んでいました。それでは、草野さんから見た、いとうの杜の良さは何でしょうか?
「なんといっても人間関係が良いと思います。先輩方はみなさん、互いをサポートしあって、まわりを思いやっています。私も早く一人前になり、一緒に働けるようになりたいとがんばる日々です」
「なんといっても人間関係が良いと思います。先輩方はみなさん、互いをサポートしあって、まわりを思いやっています。私も早く一人前になり、一緒に働けるようになりたいとがんばる日々です」